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ラミネートチューブ成形機

スイス・ヴーヴリーに本拠地を置くチューブ生産機械メーカーAISA。
1962年設立。パッケージング関連の先進的な技術研究開発機関を傘下に持つSIHグループに所属し、ラミネートチューブ製造機器をメインに取り扱うスイスを代表する産業機械メーカーです。
日々高くなる顧客の要求に答えるため、ラミネート素材の研究に熱心に取り組む一方で、グループ内の研究機関においては様々な素材や生産方式についての知見を蓄積しています。このため各ユーザーに対して最適なソリューションを提供できる体制が整っています。
ヨーロッパを中心に、アジア、北米など多くの販売実績があり、世界のラミネートチューブ容器市場を支える容器メーカー各社から絶大な信頼を得ているグローバルパッケージングカンパニーです。

ラミネートチューブ製造機

Saesaシリーズ:
フルオートのラミネートチューブ製造機です。
ボディメーカー部でラミネート原反(ロール状のラミネート)を巻出しながら筒状に成形する「サイドシーム」を行った後、指定の長さでカット、そのスリーブをマンドレルに挿入、そしてパーツフィーダーから供給された射出成形などで作られたショルダーをスリーブに溶着します。このような工程でチューブの完成までを全自動で行うことができます。
ラミネートの素材とサイドシームの方式によって、溶着方法は複数種類から選択可能です。
毎分100本の機械から最大毎時600本の機械までラインナップがあります。
ご要望に応じオプションでキャッピング、トップシールなどを追加できます。

コンプレッションヘッダー

PTHシリーズ:
チューブショルダー成形とスリーブ溶着を同時に行います。 
押出しスリーブ、ラミネートスリーブなどを機械に供給し、ショルダー用の樹脂は機器に搭載された押出機で製作します。
工程は、溶融樹脂の供給、成形、冷却、排出の順に進みます。丸型、オーバル型両方に対応が可能で、スリーブの位置決め機能も追加できます。
用途に応じて単独で使用したり、その他の製造機と連結してラインに組み込むことも可能です。
生産能力 毎分60本~200本の機械をラインナップしています。
ドージング量が高精度であるため、製品歩留まりが非常に高いのが特徴です。

サイドシーマー

BMシリーズ:
ラミネートチューブのボディーメーカー部に特化した機械です。ラミネート原反のロールを機械にセットして、ラミネートを巻きだしながら筒状に成形していきます。ロールは2セット本体に搭載することができ、生産中に一方のラミネートが無くなった際には自動的にもう一方のロールからラミネートを巻出すように切替わります。

基材と用途に応じて、複数のサイドシーム方式が選択いただけます。
機器のラインナップはBM120(22m/分)とBM240(48m/分)があります。

追加オプション

EVOH層を入れたショルダーを成形する「Bacomex」は、PTHシリーズにオプション搭載できます。
これはショルダーの酸素透過率を低く抑えることができ、近年脚光を浴びている技術です。
積層ショルダーのみをコンプレッション成形する機械には、「SFM」ショルダーフォーミングマシーンがあります。検査器等もオプションで取り扱っており、多彩なユーザーニーズに応えることが可能です。
グループ会社ではラミネート用インクジェットプリンターや、インジェクション成形機なども取り扱っています。

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